小豆沢パークファミリア

 このコラムは独断と偏見による、近隣大規模マンションのレポート「まな板の上のマンション」

 記念すべき第1回の小豆沢パークファミリアはスムスビ野口が40年暮らしているマンションです。

物件概要

住所:板橋区小豆沢3丁目9-1
アクセス:都営三田線 志村坂上駅から徒歩8分
築年月:1980年(昭和55年)7月
総戸数:256戸(2棟合計)
建物階建:A棟 10階、B棟11階
小学校:志村第四小学校
中学校:志村第二中学校

周辺環境

 敷地の南側は片道1車線の道路を挟んで、区立の総合公園である小豆沢公園と隣接する緑豊かな環境となっております。小豆沢公園の中には新河岸川の河岸に隅田川下りの出来る水上バス発着場がある他、2019年にオープンした室内温水プールをはじめ、プロバスケットリーグの試合会場としても使われる小豆沢体育館、平日23時まで利用可能な体育館ジム、人工芝の野球場2面、テニスコート2面、3on3の出来るバスケットコート他、弓道場などのスポーツ施設も充実しております。(2021年夏に「小豆沢スポーツ公園」として名称が変更され大幅にリニューアルいたしました)

 また、マンションの西側隣地にはセブンタウンというセブンアンドアイ系列のショッピングモールがあり、徒歩圏内には他にも、北側の新河岸川を越えた先にOKストアと島忠ホームズが、西側の中山道を超えた先にはMEGAドンキ・ホーテがあり日常の買い物にも困らないエリアとなっております。

マンションの特徴

 2棟からなる総戸数256戸の大規模なマンションです。敷地内には公開空地となっている南側広場と中庭があり、近隣の保育園が園児の散歩に使ったり、町内会の子供神輿の中継地や防災訓練などで使われております。また、B棟の1階には区の児童館(CAP’あずさわ児童館)が入っており敷地内で子供達が遊べるスペースが十分にあるマンションとなっております。

分譲時の事業主は三井不動産で、同時期に建てられた中台のサンシティとほぼ同じ仕様となっております。サンシティは管理状態も良好で総理大臣賞も受賞している都内屈指の大規模マンションなのですが、小豆沢パークファミリアはその兄弟マンションとして、サンシティの管理組合と定期的に情報交換の場を持ち、サンシティ同様、良好な管理状態を保っております。

 この時代の大規模マンション(団地)の特徴の一つでもあるのですが、広い敷地に多くの余白を残しゆったりと建てられております。新築当時から植えられている植栽も大きいものでは樹齢50年近くにもなり、区の保存樹木となっている木もあります。

 構造的には耐震基準が変わる1年前に建てられておりますので、残念ながら旧耐震基準のマンションとなるのですが、鉄骨鉄筋コンクリート造と通常の鉄筋コンクリート造よりも強固な作りな上にプレキャストコンクリートと言って工場で作られた、現場で打つよりも状態の良い緻密なコンクリートを使用する作り方をしており、一級建築士の資格を持つ自分の目から見ても、強固な作りになっております。

それぞれのマンションに固有の価値を見つけてあげたい

 一般的に中古マンションというものは、広さや駅からの距離や築年数で評価されてしまう(市場価格となってしまう)のですが、このカテゴリーではそう言った評価軸とは別の評価基準で、自分のよく知るエリアのマンションをご紹介できればと考えております。

もし、板橋区の北東部で中古マンションを探されている方がいらっしゃいましたら、参考にして頂ければ幸いです。