中古マンションの内覧前に準備すること

不動産屋の物件案内=内覧の流れ

 中古マンションを探されている方は、まず予算と希望のエリアと希望の広さから検索をされる方が多いかと思います。SUUMOなどの不動産ポータルサイトで検索をかけられて、希望に合う物件が見つかったら、そこに記載されている不動産屋に問合せをして、お店に行かれる方が多いのではないでしょうか、

 お店に行くと、さらに細かく希望を聞かれ、内見を希望していた物件以外も何件か紹介され、折角なので、という事で候補の物件を車で見て回る様になります。

 何件か見終わった後、購入したいと思った物件が見つかった場合は、不動産屋に戻るか近くの喫茶店などに入り、その物件の購入意思がある事を売主さんへ伝える為に、買付申込書という書類にサインをする流れとなります。

 この最後の買付申込書にサインを貰う事を、不動産業界では「結論を貰う」とか「詰める」と呼んでおり、営業担当者にとって、その後の売買契約や決済引渡しの次に大事な仕事となっております。

客側も色々と準備が必要

 自分も今のマンションを買う前に実際に客の立場でこれを経験したのですが、妻が希望した全く土地勘の無いエリアを車で色々回って、最後に一番良かった物件を買うか買わないかの判断を迫られても「いや、そんな直ぐには決めれません」と返事を保留するしかありませんでした。

 不動産が難しいのは同じ物件はこの世に2つとなく、物件を買うかどうか迷っているうちに他の人が購入してしまい、その物件が手に入らなくなる可能性があるという所です。誰もが欲しいと思う良い物件ですと、タッチの差で先に買付が入ってしまう事も実際によくあります。(脅し文句の時もありますが、)

 案内前に充分に検討を行なっていれば、物件の内見直後に不安の無い状態で買付申込書にサインが出来るのでは、と思っております。

周辺環境は自分で調べよう

 不動産屋に車で案内されると楽ではありますが、馴染みの無いエリアですと周辺環境を全く見ずにその物件の良し悪しを判断しなくてはならなくなります。

 出来れば、案内前に駅から物件までの道のりを歩いてみたり、スーパーや公園、小学校など、そこに住む上で使う場所に行ってみて下さい。もしその時間が取れないという場合は、少なくともGoogle MAPのストリートビューで、駅までの動線や近隣施設をチェックして下さい。

 また、同様にストリートビューを使って、該当する部屋(階)が日差しや眺望が得られそうなのか、音が気になりそうな幹線道路や建物が無いかなどの周辺環境も調べてみて下さい。

 周辺環境以外にも、予算がいくらなのか、住宅ローンはいくら組むのか、リフォームやリノベーションの予算はいくらみておくのかなど、お金の部分もしっかりとご自身で検討しておく事も重要です。

 実際に不動産屋に物件を案内されると、どうしても相手のペースで話が進められてしまい、自身のペースで検討する事が難しくなります。是非、納得した状態で買付申込書にサインが出来るように、事前の調査、準備をしっかりとして物件の内覧に臨んで頂ければと思います。