東京メガシティ

 今回ご紹介する「まな板の上のマンション」は東京メガシティです。

物件概要

住所:東京都北区赤羽北3-26
アクセス:都営三田線 志村坂上駅徒歩10分
築年月:2004年(平成16年)7月
総戸数:863戸
小学校:桐ヶ丘郷小学校
中学校:桐ヶ丘中学校

概要

 2004年に住友不動産、旧ニチモにて販売された863戸の大規模マンションです。最高20階建ての3群5棟の住戸が三角形状に中庭を囲んでおり、赤羽台地の北端に建っている事もあり、800戸のボリュームがランドマークの様に威風堂々と周囲の景観を作っております。

駅からにアクセスは都営三田線の志村坂上駅が使える他、JR埼京線の北赤羽駅同様に徒歩10分程で利用可能です。マンションの敷地の西側にはスーパーいなげやがあり、小豆沢のセブンタウンや志村坂上駅前の商店街も十分日常的に使える距離にあります。

 場所としては北区の端になり、都営桐ヶ丘団地に隣接しておりますので、桐ヶ丘団地内の公園や公共施設が利用できる他、志村坂上駅側の小豆沢公園や公園内のスポーツ施設も利用可能です。また、病院も北社会保険病院や板橋中央病院の大きな総合病院の徒歩圏内である他、徒歩2、3分の所にもクリニックと薬局が集まるビルがあり、医療機関も充実しております。

 未就学児の保育環境に関しては、マンションの前に園のバスが来てくれる他、自転車で送迎可能な範囲としては、北社会保険病院裏の星美学園の幼稚園や北赤羽駅周辺の保育園が利用可能です。

特徴

 東京メガシティは旧雪印乳業の工場跡地に建てられた大規模マンションなのですが、その背景とマンションの規模の両面で、建設当時から話題のマンションとなりました。正直、800戸もの戸数が23区内とはいえ区境の端で売れるのか?と近所ではもっぱらの噂でした。

 実際は、即時完売で売れたのですが(地元の友人や知人で住み替えしている人もいました)とにかく共用部が凄い!とモデルルームに行った人達から聞いたのをよく覚えております。

 その充実の共用施設ですが、「24時間常駐管理・フロントサービス有・大浴場(露天風呂あり)・スポーツジム・体育館・カフェ・ゲストルーム・多目的ルーム・ビジネスセンター(勉強スペース)・北斎(茶室)・パーティルーム・DVDシアター・カラオケルーム」となっており、タワーマンションなどの大規模マンションでは今では珍しくないのかもしれませんが、2004年当時の東京の城北地区の辺境の地では、この共用施設の充実ぶりはインパクトが大きく、それが購入の決め手になった方も少なからずいたと思います。

 設備だけでは無く、中庭も広く公園の様に綺麗に整備されている上、外とは完全に切り離された囲まれた空間となっておりますので、プライベート感が高まります。

 これらの共用施設や共用部は、20年近く経った今でもしっかりと維持管理されており、それがこのマンションの価値を高めております。

特別感のあるコミュニティ

 これだけの規模ではありますが、団地程の規模では無いので、小中学校は近隣の公立校の利用となります。一度に800世帯以上3000人前後の住民が増え、どうしてもファミリー向けマンションは未就学児や小学生の子供を持つ親世代が中心になりますので、急に大規模マンションに住む子供が多くなってしまいます。

 東京メガシティでも同様の状況となり、マンションの構造的に囲まれていて閉鎖的な雰囲気もあったため、東京メガシティに住んでいる子のお母さんを「メガママ」と呼ぶ現象が起きたようです。私も新築当時近隣では知らない人がいない大規模マンション出身者なので、地元の人から特異な目で見られたり、レッテルを貼られることは理解出来ます。

 恐らく「メガママ」という呼称も、当時は近隣の方にとってはネガティブな呼称であったと思われるのですが、今となっては逆にそれが誇りに思える様な質の高いコミュニティが形成されているのではないでしょうか。