スムスビ通信vol.4

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「エアコンのかしこい選び方」お教えします

 そろそろ今年の梅雨入り時期が気になる頃になって来ました。梅雨を快適に過ごす為のアイテムの一つであり、夏の準備としてエアコンのかしこい選び方をお伝えいたします。

カタログスペックはオーバースペック?

畳数別に分かれるラインナップ

 エアコンのカタログを手に取ると、機能別に分かれたシリーズ毎に6畳用(2.2kw)~29畳用(9.0kw)までの能力別の10前後のラインナップが掲げられており、どの能力の機種を選んだらよいかと頭を悩ませたことは無いでしょうか?


 機能に関しては、加湿や換気、自動洗浄機能付きなど年々新たな機能が出てきており特に消費電力の性能は大幅に向上しているのですが、能力の表示の仕方に関しては家庭用エアコンが流通し始めてからの50年間全く変化していないと言われております。しかし、この50年間で住宅の断熱性能は大幅に向上しており、ことマンションにおいては元々(50年前の)木造住宅よりもはるかに断熱(気密)性能が優れており、かつての畳数という能力の表示の仕方がオーバースペックになっていると言われております。

エアコンの能力は大きく分けて3分類

 カタログの畳数表示も過剰能力の可能性が高いのですが、10機種前後に分かれている能力の分け方も実はカタログの暖房低温能力をよく見ると、6,8畳/10,12畳/14~29畳の3つに分類出来ることがわかります。これは同じ分類内では最大能力に変わりが無く、同じグループでより価格の安い小さい畳数のタイプの物を買った方がお得ということです。(6畳と8畳だったら6畳用を選んだ方がお得ということです)

カタログ内の詳細スペック表

 そして、畳数による能力表示はオーバースペックで書かれていることを考えると、少なくとも1ランクはダウンしてみても差し支えないと考えられます。(10畳の部屋であれば8畳用が適正能力で、同等の能力をもつ6畳用が一番コストパフォーマンスが良いということになります)


 今回はこれからエアコンの買い替えをお考えの方に向けてお話をさせて頂きました。

 スムスビ一級建築士事務所では、水廻り設備の交換の様な小さなリフォーム工事から、間取りの変更を伴う大きなリフォーム工事やリノベーション工事までご相談を承っております。また、リノベーション工事に適した中古マンションをご案内させて頂くところからご相談を承っております。

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